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身体は柔らかければいいっていうのはホント?

怪我をしにくい身体をつくる、姿勢改善のため、肩こり腰痛などの慢性痛を改善する
などのためにストレッチをしたりして身体を柔らかくしようとする方は多いと思うのですがそもそも
身体は柔らかければいいという考えは合ってるのでしょうか?

以前紹介した 柔軟性と可動域 でも話したようにただストレッチを続けて柔軟性が向上しても
身体の不調の改善には繋がらないかもしれません

また柔らかい方がいいという考え方なんですが、そもそもそれ自体が間違っており、歩いたり、走ったり、跳んだり、など様々な運動の場面ではある一定以上の関節の可動域に達したら素早く戻る必要があります


例えば走る動作にフォーカスすると足首は固まったままで地面に設置したタイミングでアキレス腱が急激に伸ばされるのを防ぐために腓腹筋、ヒラメ筋などのふくらはぎの筋肉が収縮します
これによって素早く地面から足が離れていきます
また足が離れてから後ろに蹴りだされ股関節が伸展という動きになります
この時に股関節の前側付け根についている腸腰筋は伸ばされますが股関節が10°~20°伸展したところでこれ以上伸ばされないようにと筋肉が収縮して脚が前に運ばれます

このような動きを繰り返すのが走るという動作ですブログ画像仮に身体の柔らかさだけをもとめていけば適切な関節可動域以上の動きを繰り返すことになり
腱が伸びてしまったり断裂に繋がったりしてしまいます
また動かしたくない関節にも負担がかかってしまって靭帯や骨にも影響が出るかもしれません

このように関節を固めて動く方が怪我を防ぐ場面もあります

身体は柔らかいだけでも駄目ですしもちろん硬いだけでも良くありません
どちらも必要になってくるので
ただストレッチを続けるのではなくトレーニングも並行して行うことで怪我をしにくい身体作りだったり、慢性痛の改善に繋がっていくので両方とりいれて頑張っていきましょう

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